過払い金 クレジットカード

1.キャッシング枠は発生している可能性が高い
2.請求期限は信販会社によって異なる
3.残債務に注意する

クレジットカードの過払い金請求のポイントだと思っています。

1.キャッシング枠は発生している可能性が高い
・利息として認められています。
・利息制限法を超えた金利の時期があります。
（2007年以前）

＊利息制限法に定める上限金利
元本が10万円未満の場合：年20%
元本が10万円以上100万円未満の場合：年18%
元本が100万円以上の場合：年15%

＊グレーゾーン金利
利息制限法超え〜出資法未満

＊出資法
年29.2%が上限金利

・キャッシング枠＝対象です。
利息として認められています。
（金銭消費貸借契約＝利息制限法の対象）

・ショッピング枠＝対象外です。
立替金（手数料）だからです。
（割賦販売法の対象）

2.請求期限は信販会社によって異なる
利息制限法内への改定時期が様々です。

貸金業者の場合は、

・2007年頃に改訂
↑
・2006年のグレーゾーン金利廃止を経て（最高裁判決）

と改訂時期がある程度定まっています。

3.残債務に注意する
信用情報に履歴が残る可能性があるからです。
（任意整理扱い）

「請求して残債務が残るかどうか」
＝「いくら戻ってくるのか事前に把握」

できるとより円滑だと思います。